里美の里さがし

20代女子ひとり、福岡のはずれの村に移住して。

竹棚田プロジェクト着任1年~新施設もオープン間近に~

 

こんにちは。


前回の記事から早くも2ヶ月が経ち、その間に目まぐるしく社会や周りの状況が変わりました。皆さんはいかがお過ごしですか?健やかに過ごされていたら幸いです。

さて、私は東峰村の地域おこし協力隊に着任して1年が経ちました。
どんなことがあったかなーと思い返してみると、キャンプ場のオープン準備から始まり、棚田の火祭り、そしてキャンプ場オープン、稲刈り体験、棚田ライトアップ、炭焼き、古民家ヴィラと里山レストランのオープン準備等と、本当にいろんなことを経験させてもらえているなと実感します。
そして今、最も力を入れているのは、古民家ヴィラと里山レストランのオープン。
ようやく名称も決定しました!

f:id:saaaaatommy:20200509140229j:plain

 

まずは、古民家ヴィラ 「あんたげ」
「あんたげ」とは、この地域の方言で「あなたのお家」を意味します。
あなたの家と思ってゆったりとくつろいでほしい!という思いで名付けられました。1日1組限定で利用でき、和室からの里山風景と広々としたお風呂、そして月見台から眺める星空・・・ここに住みたくなるほど魅力的な場所です!

 

f:id:saaaaatommy:20200509140630j:plain

そして、里山レストラン 「棚田屋」
棚田の風景と里山料理を存分に味わってもらえるよう現在メニューなどを考案中で、古民家をパカーンと開いたような新しいデザインにも注目です!
一面ガラス張りになっているので、まるで外と中が一体になったような、、そんな所で地元の方たちが作った里山料理を食べるのはとても心地よさそうだなー・・と妄想が膨らみます。

 

建物の中だけでなく、その周りの景観もオープンに向けて準備中。
古民家ヴィラの周りは、少し前までは菜の花が咲いていましたが今は終わってしまったので、次は何を植えるか、1年間のほ場のスケジュール、手入れ方法などを地元の方たちと話し合っています。

 

f:id:saaaaatommy:20200509151806j:plain

お花を植えるか、野菜を育てるか、こちらもまたいろんな妄想が膨らんで、少しずつ実現に進んでいくのが楽しみでもあり、初めてのことなので少し心配もあります。どんな景色が広がるかなー・・・お楽しみに。
 

最後に、岩屋キャンプ場からも嬉しいニュースです。

 

f:id:saaaaatommy:20200509165204j:plain

 

ついに、テントサイトのトイレが新しくなりました!
壁には沖縄生まれの花ブロックが使用されていて、柔らかい光を中へ取り込むようになっているそうです。
洋式の水洗トイレなので、小さいお子様も利用しやすくなりました!
写真はまだ完成前のものですが、防犯面も考慮されてつくられています。

 


約30世帯80人、高齢化率も45%を超える地域で進めているプロジェクト。改めて、地域の方たちの地元に対する熱量と繋がりの深さを感じます。
私が地域おこし協力隊を始めることになって出会った言葉に「使命感」という言葉があります。最初は着任前に、そして竹地区でも。
大きなことはできませんが、少しでも役に立つことができていればいいなと思います。

 

f:id:saaaaatommy:20200509182805j:plain


3月から同じプロジェクトを担当する協力隊の方が2名来られて、さらに賑やかになりました!これからも応援よろしくお願いします。
それでは、また!