里美の里さがし

20代女子ひとり、福岡のはずれの村に移住して。

佐賀県へ視察研修~棚田コーディネーターとともに~

こんにちは!
先月、佐賀県の棚田保全への取り組みを視察させていただいたので紹介します。

案内してくださったのは、岩屋キャンプ場のリニューアルオープンの際にコーディネーターとして竹地区におられた阿南喜房さんです。
現在は佐賀県の棚田コーディネーターとして、県内各地の棚田集落の問題解決に取り組んでおられます。

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平野のイメージの強い佐賀県ですが、実は20を超える棚田があり棚田地域振興法には11の地域が指定を受けています。
※棚田地域振興法:棚田を農業のみならず多面的に機能させ、維持増進を図ろうと支援体制をまとめたもの。

阿南さんはその中の一つ、小城市小城町の江里山集落に移り住み、ご自身でも棚田を管理されながら、地域住民と共に持続的発展を目指しています。
実は小城町は私の故郷でもあり、阿南さんの着任が決まったときは大興奮でした!

 

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視察の際には、コミュニティラジオ「えびすFM」の番組に出演させていただき、竹棚田とその取り組みについて紹介させていただきました。

 

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また、阿南さんと共に新たに棚田の保全活動を始められたのは小城市出身の方だったんです!このことにもまた大興奮。地元に貢献したいと東京から帰ってこられたそうです!

 

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その後は、佐賀大学院農学研究科の五十嵐勉教授のもとへ。
五十嵐教授も棚田を有する集落に拠点を持ち、担い手不足の解消や観光の促進、鳥獣被害対策など、長年学生たちと様々なプロジェクトに取り組んでおられます!

 

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そしてついに、棚田見学へ。
唐津市相知町にある「蕨野(わらびの)の棚田」へ行ってきました。
こちらも石積みの棚田で、その数は約700枚にも及びます。
中には高さ8.5mにもなる石積みがあり、真横に立ってみるとその迫力に圧倒されました!日本一の高さということです。

 

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棚田の保全は一筋縄ではいきませんが、様々な地域の様々な年代、経歴の人たちが関わることによって、複雑な問題にも取り組むことができるのだと感じました!
お会いくださった皆さんありがとうございます。

 

ここで、竹棚田からお知らせです♪
毎年恒例になりつつある「竹棚田ライトアップ」と「棚田でCAMP」の開催が決定致しました!
期間は、10月29日(金)~11月7日(日)を予定しています。
※棚田でCAMPの予約受付は9月下旬から開始予定

詳しい情報は随時HPやtwitterinstagramなどでお知らせしていきます!
棚田を見た後はきっとご飯が美味しくなりますよ♪
皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、また!

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